工業用洗浄用超アルカリ電解水生成器

超アルカリ電解水生成器は、当社が独自に研究開発・製造したもので、国際的な先進部品、自動操作、各種洗浄装置のインテリジェント接続、炭酸カリウムを電解原料として使用し、水酸化カリウム溶液のPH値は10～14、強力な油除去、防錆機能を備えています。

製品パラメータ

電源:220V/50Hz

発電機出力：1.6Kw

軟水または精製水:精製水が最適で、100PPM未満

入水圧力：0.1～0.3MPa

水温：10～35℃

設置・動作環境温度：10～35℃

湿度:<80%

気圧：70Kpa～106Kpa

電解質：炭酸カリウム

溶液比率：飽和炭酸カリウム溶液

ご存知の通り、工業分野では、部品や完成品は機械加工後に洗浄し、部品表面に付着した油汚れを除去する必要があります。従来は、苛性ソーダなどの化学洗浄剤や揮発性洗浄剤が一般的に使用されていました。工場で使用される揮発性の洗浄液は、洗浄および乾燥のプロセスで揮発性ガスが空気中に拡散し、裸火に触れるとすぐに爆発を引き起こします。また、洗浄プロジェクトにおける化学洗浄剤は大量の廃液を生み出し、直接排出すると環境に多大な汚染をもたらし、廃液処理も企業のコスト増加につながります。苛性ソーダは腐食性が強く、水に溶解すると高熱を発生します。人体皮膚に触れると強い刺激を感じ、火傷を引き起こし、作業者の安全を脅かします。また、従来の洗浄剤は使用後に部品を再度洗浄するために水を使用する必要がありましたが、超アルカリ電解水は無毒、無腐食、無臭、無引火性、環境汚染がなく、優れた油防錆効果があり、部品を再度洗浄せずに直接乾燥させることができるため、プロセスを簡素化し、生産コストを節約できるだけでなく、同時に、一定のアルカリ度とPH値を維持した状態で再利用することができ、使用後は除去残留物が自然に減少し、安全に排出することができます。

超アルカリ水生成器は隔膜電解槽を採用しています。水道水を軟水化または浄水した後、電解槽に導入し、陰極付近で超アルカリ水（OH-）イオン水を生成します。この小分子イオン水は表面張力が低く、室温でも高い浸透性を有しています。

油を除去する原理は次のとおりです。油汚れは素材の表面に付着しており、電気分解後の微細な水分子が油汚れと素材表面の隙間に侵入します。親水性のH-O-H（アルカリ電解水）と疎水性のH-O（付着油）が結合し、油と水が溶融状態を形成します。そして油汚れを塗布した電解水のマイナスイオンと物質表面のマイナスイオンが反発（ほとんどの汚染イオンは強いマイナス電位を持っており、洗浄対象物の表面もマイナス電荷を持っていることが多い）するので、洗浄対象物の表面に付着した油はすぐに乳化されて付着物から分離されます。一般的に金属を水で洗浄すると錆びてしまいますが、超アルカリ電解水のもう一つの大きな特徴はその防錆効果です。超アルカリ電解水は高いマイナスの酸化還元電位を持ち、付着した金属の表面に保護膜を形成し、防錆の役割を果たします。

超アルカリ電解水は腐食性がないため、人環境に害がなく、廃液を排出しても環境汚染がなく、あらゆる洗浄油の場面に使用できます。その洗浄力、安全性、経済性は他の洗浄剤とは比べものになりません。超アルカリ電解水を使用して油を除去すると、すすぎ工程が大幅に短縮され、洗浄と汚水処理のコストが削減されます。錆除去機能に加えて、超アルカリ電解水は切削機や研削機の冷却剤としても使用でき、これまで工場の冷却油によって引き起こされた油汚染を変え、工場の空気と使用環境を改善できます。超アルカリ電解水には炭素元素が含まれておらず、有機物も含まれておらず、その使用は環境保護政策の制限から完全に解放されており、真のグリーン製品であり、コストは従来の切削油よりも低く、防錆機能もあります。   

超アルカリ電解水は軍事産業、原子力産業、光学レンズ、ガラスや液晶パネルなどの精密洗浄にも使用できます。そして、超アルカリ電解水は、その高いPH値により、病原菌のタンパク質と核酸を加水分解し、細菌の正常な代謝機能を破壊し、細菌を死滅させ、物理的な殺菌の役割を果たすことができる。